[U21日本代表]決勝は日韓戦 森保監督、2大会ぶりの金メダルへ「自分たちの力を全部ぶつけたい」

五輪世代、そしてA代表の指揮官も務める森保監督 photo/Getty Images

集中力を切らさず、焦れずに戦い続けた

U-21日本代表は29日、インドネシアで開催されているアジア競技大会の準決勝でUAE代表と対戦した。なかなかゴールを奪うことができなかった日本だが、途中出場を果たした上田綺世が78分に均衡を破り、1-0で勝利。見事、韓国代表との決勝へコマを進めている。

試合後、インタビューに応じた森保一監督は、UAE戦を「本当に難しい戦いで、疲労が蓄積しているタフな戦いを、選手たちが集中力を切らさずに、焦れずに戦い続けてくれて勝利できた。UAEは2試合、延長PKまで行っているので、体力をできるだけ使わないように試合を進めてきた。選手たちがそこをどうやって崩していくかを、賢く考えながら試合を進めてくれたと思う」と振り返った。

得点シーンについては、ラウンド16のマレーシア戦に続いて決勝ゴールを挙げた上田を「最後決めてくれて、素晴らしい仕事をしてくれたと思う」と称賛しつつ「ただ、その前に渡辺皓太が疲労困憊の中、相手のミスを、ボールの動かし方を狙ってパスをカットしてくれた。得点シーンだけでなく、そういうシーンが数多く作れたので、選手たちはよくやってくれたと思う」と述べている
2大会ぶりの金メダルをかけて、アジア最大のライバルである韓国と激突することとなった日本。最後に森保監督は日韓戦へ向けて「選手たちは金メダルを目指して戦っていますし、チームとしても金メダルを目指して戦っている。韓国戦は自分たちの力を全部ぶつけて、応援してくださる皆さんに喜んでもらえる金メダルを獲得したい」と意気込みを語っている。

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