吉田、岡崎の新ライバルに2500万ユーロも支払うとは…… プレミアクラブは移籍金払いすぎ?

サウサンプトンに加わったヴェステルゴーア photo/Getty Images

スペイン紙は過大評価がすぎると特集

今夏もプレミアリーグのクラブは移籍市場で活発な動きを見せているが、少々支払う移籍金が高すぎるのではないか?スペイン『MARCA』はこう疑問を投げかけている。売却する側もプレミアリーグのクラブが潤沢な資金を持っていることを理解して交渉に臨むため、移籍金が高騰している部分があるのだ。

例えばワトフォードからエヴァートンに移籍したFWリシャルリソンだ。プレミアリーグ内での移籍だが、ワトフォードが1200万ユーロで獲得したリシャルリソンをエヴァートンは今回5600万ユーロもの資金を投じて引き抜いている。果たしてそれだけの価値がある選手なのか。

吉田麻也の新ライバル候補となるヤニック・ヴェステルゴーアもそうだ。サウサンプトンはボルシアMGから2500万ユーロの移籍金で引き抜いているが、同メディアはこれもやや過大評価なところがあると見ているようだ。さらにサウサンプトンはスイスのバーゼルからFWモハメド・エルユヌシを1800万ユーロの移籍金で獲得しているが、バーゼルは同選手獲得に320万ユーロしか費やしていない。やや評価が高すぎるか。
マンチェスター・ユナイテッドが獲得したブラジル代表MFフレッジも、5900万ユーロとかなり高額だ。ロシアワールドカップで実力を披露してほしいところだったが、残念ながら出場機会はなかった。シーズンが始まってみれば移籍金に見合うパフォーマンスではないなんてことも十分に考えられる。

プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジ・シティ所属の選手にも関わらずMFジェームズ・マディソンに2500万ユーロを支払ったレスター・シティ、モナコからレンタルで獲得していたDFテレンス・コンゴロの完全移籍に2000万ユーロを支払ったハダースフィールドタウンと、同メディアは札束をばら撒きすぎと捉えているようだ。全体的に移籍金が高騰しているとはいえ、やや過大評価がすぎるか。

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