レアル相手の敗北をレヴァンドフスキの責任にするな 「1人に負わせるのはアンフェア」

バイエルンのレヴァンドフスキ photo/Getty Images

レヴァンドフスキは戦犯の1人に

今季3冠を狙っていたバイエルンは、チャンピオンズリーグ準決勝でレアル・マドリードに敗れてその夢が潰れてしまった。ここで批判を浴びたのがFWロベルト・レヴァンドフスキだ。チームの絶対的エースであるレヴァンドフスキはレアル戦の1stレグ、2ndレグともにゴールを決めることができず、戦犯の1人とされているのだ。

これにレヴァンドフスキの代理人を担当していたマイク・バーテル氏は反論している。独『SportBild』によると、同氏はレヴァンドフスキ1人に責任を負わせるのは間違っていると語り、解説陣の批判に納得していない。

「選手は批判されるものだが、これは適切なやり方ではない。ロベルトはブンデスリーガにおいて2度30得点、1度29得点を記録しているが、レアルに敗れたことの責任を負った。これは奇妙な感覚だよ。いわゆる専門家とされている者たちがレアル戦敗北の責任を1人に負わせるのはアンフェアだよ」
確かにバイエルンはレアル相手に数多くのチャンスを作っていただけに、レヴァンドフスキが最後のところを決め切ってくれれば決勝行きを掴めたかもしれない。批判は常に起こるものだが、ブンデスリーガ制覇に大きく貢献したエースを責めるのは正しい行為ではないのだろう。

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