ジュビロ磐田、暴力行為のギレルメを“謹慎処分”に

前代未聞の行為に及んだギレルメ(写真中央) photo/Getty Images

「厳正な処分を下す方針」

ジュビロ磐田は3日、DFギレルメに謹慎処分を科したことを発表した。

同選手は2日に行われた明治安田生命J1リーグの第12節(横浜F・マリノス戦)の80分に、2回目の警告を受けて退場。ピッチを去る際に相手MF喜田拓也を蹴りつけたほか、相手のスタッフに肘打ちを見舞うなど、前代未聞の行為に及んだ。ジュビロ磐田は公式ホームページを通じ、関係者各位への謝罪や同選手に科した処分に関する説明を行っている。

「まずは当該行為を受けた横浜F・マリノス喜田選手、クラブスタッフの方、そして横浜F・マリノスの関係者の皆様、ファン、サポーターの皆様に対しまして、非常に重大な事と認識し深くお詫び申し上げます。近年、スポーツ界からの暴力追放が叫ばれている中、またゴールデンウィークでお子様も大勢お越しいただいている中での行為である事から、極めて重大ものであり、全く弁解の余地のない行為であると認識しております。プロスポーツ選手としてのみならず、人として行ってはならない行為と重く受け止めております。Jリーグの提唱している『リスペクト精神』、『フェアプレイ精神』を遵守すべく、二度とこのような事態が発生しないよう、全選手・スタッフに対し指導を徹底し、再発防止に取り組んで参ります。改めまして、横浜F・マリノスに関わる全ての皆様、Jリーグを支える皆様、ジュビロ磐田を日頃より応援していただいている皆様に、非常に重大なご迷惑をおかけしました事と併せ、不快な思いをさせてしまいました事を深くお詫び申し上げます。ギレルメ選手の処分に関しましては、厳重注意を行い、Jリーグ規律委員会の処分が下されるまでの間は練習不参加の謹慎処分としました。なお、クラブとしての最終的な処分につきましては、厳正な処分を下す方針でおり、決定次第ご報告させていただきます」
なぜ同選手が前述の行為に及んだのかは定かではないが、相手選手やスタッフへの暴力行為は言語道断である。未だかつてない厳罰が下されても不思議ではないだろう。




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