バルサの今季CLチーム内得点ランキングがすごい! 1位はメッシ、2位はなんと……

チーム内得点ランキングでトップに立つのはメッシ(左)だが…… photo/Getty Images

回避不可能な崩しでオウンゴールを誘発

バルセロナは4日、チャンピオンズリーグ・準々決勝の1stレグでローマをカンプ・ノウへ迎え入れた。試合は、90分間通して4点を奪ったバルセロナが、4-1でローマを撃破。準決勝進出へ大きく近づいている。この試合のターニングポイントとなったのは、やはり2つのオウンゴールだろう。

まずは、この試合の均衡を破った1つ目のオウンゴール。ペナルティエリア手前で細かいパスを回し、バルセロナは突破を試みる。そしてアンドレス・イニエスタがリオネル・メッシへ絶妙なスルーパスを通そうとすると、これをダニエレ・デ・ロッシがスライディングで必死に足を伸ばしカットした。しかし、戻りながらのプレイだったため、カットしたボールは無情にもローマゴールに突き刺さった。

そして、2つ目のオウンゴールはショートコーナーの流れから生まれた。メッシのと崩しで右サイドを突破したイヴァン・ラキティッチが、GKとDFの間に鋭いクロスを入れる。ニアサイドへ走りこんだサムミュエル・ウムティティの前でローマDFコスタス・マノラスが、デ・ロッシ同様にスライディングで足を伸ばしカット。ボールはポストに直撃して跳ね返り、自分に当たってゴールに吸い込まれた。
この2つのオウンゴールで、バルセロナが今季のCLで獲得したオウンゴール数がなんと「5」に。ここまで6ゴールを挙げているメッシに次ぐ、2番目のゴール数となっており、1シーズンに5つのオウンゴールを獲得したのはCL史上初となる。

回避不可能な崩しで、いつくものオウンゴールを誘発するバルセロナ。欧州王座奪還へ向けて、順調に突き進んでいる。


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