ローマ粉砕でバルサがさらに3冠へ近づく ピケ「シーズンは上手く進んでいる」

ローマ戦で得点を決めたローマ photo/Getty Images

リーグ制覇は確実、スペイン国王杯もファイナルへ

ユヴェントスを敵地で3-0と圧倒したレアル・マドリード、カンプ・ノウでローマを4-1で粉砕したバルセロナ。まだ2ndレグが残っているが、彼らはすでに準決勝進出を決めたようなものだ。イタリア勢が揃ってスペイン2強に粉砕される形となったわけだが、レアルやバルセロナはまだ余力を残しているように見える。

特にバルセロナはさらに3冠獲得への道が近づくこととなり、2014-15シーズンに続く快挙まで届きそうな勢いだ。スペイン『as』によると、ローマ戦で得点を記録したDFジェラール・ピケも手応えを掴んでいる。リーグ戦では優勝まであと少しのところまできており、スペイン国王杯ではセビージャとのファイナルを残すのみだ。

ピケは「僕たちは上手くプレイしたけど、失点が無い方が良かったね。それでもこの結果に不満は言えないよ。僕たちはリーグ戦でも良い位置にいるし、コパ・デル・レイではファイナルだ。シーズンは上手く進んでいるよ」 とコメントしており、ここまで上手く戦えていると自信を深めている。
本当の勝負はチャンピオンズリーグ準決勝からだ。このままレアル、さらには敵地での1stレグでセビージャを2-1と撃破したバイエルン、1stレグでマンチェスター・シティを3-0で粉砕したリヴァプールがベスト4に勝ち上がってくると想定するなら、これはかなり面白い戦いとなるだろう。特にライバルのレアル、同じく3冠を目指すバイエルンと当たれば結果はどうなるか分からない。チャンピオンズリーグ3連覇を目指すレアル、3冠がかかるバルサとバイエルン、危険すぎる伏兵リヴァプールの争いは史上稀に見るほど激しいベスト4となりそうだが、今季欧州を支配するのはどのクラブか。

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