指揮官へアピールすることができず
1年以上ぶりにイングランド代表復帰を果たしたジャック・ウィルシャーだが、負傷により戦線離脱を余儀なくされることとなった。
近年、たび重なる怪我に悩まされてきたウィルシャー。2016年11月に行われたロシアW杯・欧州予選(スコットランド代表戦)と国際親善試合(スペイン代表戦)を最後に、イングランド代表から遠ざかっていた。だが、先日発表された同代表の招集メンバーに名を連ね、待望の代表復帰。ロシアW杯の本大会登録メンバー入りに向けて、ガレス・サウスゲート監督へ直接アピールするチャンスが巡ってきた。
EURO2016以来の出場が期待されたが、ウィルシャーは膝を負傷。23日に行われた国際親善試合のオランダ代表戦(1-0で勝利)を欠場していた。英『sky sports』などによると、怪我は軽症であるものの、予防措置として代表を離れることとなったようだ。サウスゲート監督も「深刻ではない」と明かしているが、「すぐに治ること願っている。これまで痛めてきた箇所であり、新たな怪我ではない。彼の離脱は非常にショックだよ」と悔しさをにじませている。
はたして、ウィルシャーはロシアのピッチに立つことができるのか。今回の離脱で、登録メンバー入りへ厳しい立場に立たされてしまったかもしれない。