イグアイン、セリエA100ゴールを含む2発でミラン粉砕「サン・シーロで決める運命だった」

2ゴールでガッツポーズを見せるイグアイン photo/Getty Images

復調の兆しを見せたイグアイン

28日にセリエA第11節が行われ、ACミランがユヴェントスをホームのサン・シーロへ迎え入れた。

約8万人のサポーターが足を運んだ試合は、両チームが一進一退に攻防を見せるが、ホームの声援を後押しにミランが徐々にボールを支配する。しかし、先制したのはユヴェントスだった。23分、ピャニッチからのパスを中央で受けたディバラが前を向き、縦パスを入れる。これをイグアインがワントラップし、ペナルティスポット手前から右足を振り向く。これがゴール右に突き刺さった。

前半を1点リードして折り返したユヴェントスはさらに63分、再びイグアインがペナルティアーク右からゴールを狙うと、右ポストに当たったボールはゴールに吸い込まれ、2点差に。試合はこのまま終了のホイッスを迎え、ユヴェントスが2-0でミランを撃破した。
試合後、セリエA通算100ゴールとなるメモリアル弾を含む華麗な2ゴールで、ミランを粉砕したイグアインが伊『sky SPORT』のインタビューに応じ、次のように語った。

「SPAL戦で(100点目のゴールを)決めることができなかったが、サン・シーロで決める運命にあったんだと思う。でも、気分は悪くないよ。すでに101ゴール目も決めたしね」

「ミランは良い入り方をしたが、我々はチームとして素晴らしいプレイを披露し、ゴールを決めた。勝利に値していたと思うよ。ただ、サン・シーロでのゲームが最後ではないんだ。監督も言っていたが、これが真実だよ。僕らはミスを犯し、相手のシュートがクロスバーにも直撃している。今はしっかり休んで、チャンピオンズリーグの(スポルティング)リスボン戦に集中しなければならない」

ミラン戦で復調の兆しを見せたイグアイン。この勢いでゴールを量産し、チームを7連覇へと導くことはできるのか。一方、早くも5敗目とミランにとっては厳しい結果となってしまった。

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