ネイマールの”球離れ”の悪さに元仏代表もイライラ 「自分の庭で友人とサッカーをしてるみたい」

ネイマールの"球離れ"の悪さに元仏代表もイライラ 「自分の庭で友人とサッカーをしてるみたい」

PSG加入後はドリブルを試みる機会も増加

今夏パリ・サンジェルマンに移籍したFWネイマールは、バルセロナでプレイしていた頃と比べて明らかに球離れが悪くなった。バルセロナでリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともにMSNを形成していた際には1タッチのパス交換で敵陣を崩していくプレイも見られたが、PSGでは足下でボールを受けてドリブル突破を試みる機会がより増えている。相手に囲まれてもドリブル突破にこだわる場面もあり、そうしたプレイの選択が正しいのかは微妙なところだ。

これまで何度かネイマールの姿勢などを批判してきた元フランス代表クリストフ・デュガリー氏も、そうしたスタンドプレイに不満を溜めている部分もあるようだ。仏『RMC』によると、同氏はネイマールが自身の家でサッカーをしているようとコメントしており、球離れの悪さに疑問を抱いている。

「彼は相手を挑発することに集中していて、それは何の役にもたたない。マルセイユ戦は耐えられるものじゃなかった。彼はまるで自分の家の庭で友人とサッカーをしているみたいだったし、チームメイトのことを見てすらいなかった。彼のゲームでは見てきた中で最悪のものだったね」
ネイマールがドリブルをすればPSGのサポーターも沸き、それを楽しみにスタジアムへ足を運ぶ人も多いだろう。確かにド派手なフェイントは魅力的だが、勝利を追及するうえで正しいプレイ選択なのかは微妙なところだ。少なくともデュガリー氏は満足していないようだが、エディンソン・カバーニとキリアム・ムバッペとのトリオがMSN級と呼ばれるようになるには3人が絡むシーンを意識的に増やしていく必要があるだろう。

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