ニコ・コバチも能力を称賛
今夏サガン鳥栖からフランクフルトに移籍したMF鎌田大地は、ブンデスリーガ1年目から本格的にブレイクするかもしれない。
先日フランクフルトを指揮するニコ・コバチは鎌田について「テクニックは非常にいい。読みも鋭く、視野も広い。危険な場面から抜け出すためにダイレクトでどうプレイすればいいかを知っている。走力も世界レベルだよ」と能力の高さを絶賛していた。
さらに今回独『Bild』は、今夏のプレシーズンの勝者と敗者をそれぞれ紹介しているが、鎌田は勝者組として紹介されている。同メディアもコバチと同じく「多くの好パスを出し、ボール扱いもトップレベル」と高い評価を下している。フィジカルバトルでどこまで戦えるか、ボールを持てるかは1つの疑問点に挙げられているものの、プレシーズンでの評価は上々と言えるだろう。
鎌田はまだ20歳の選手で、今後は日本代表にも入ってきてほしい逸材だ。初の海外挑戦となるクラブに大先輩の長谷部誠が所属していることも大きく、鎌田のブレイクに大きな期待がかかる。同メディアは鎌田の他にも20歳のマックス・ベスシュコフ、22歳のミヤト・ガチノビッチを成功者と評価しているが、鎌田は1年目から大暴れしてくれるか。