首位の立場でチェルシー戦を戦うレスター指揮官「勝ち点40に到達したら目標を変える」

残留からカップ戦出場権確保へ目標変更か

14日にチェルシーと対戦するレスター・シティ指揮官クラウディオ・ラニエリは、残留から上位確保へ目標を変更しようとしている。

15試合を消化した時点でレスターが首位に立っている姿を想像していた人は少なく、ラニエリ自身も目標は残留の安全ラインと言われる勝ち点40を稼ぐことだった。ところが15試合で勝ち点32を稼いでしまい、何か大きなトラブルでもない限り勝ち点40に届かないということはあり得ないだろう。英『スカイ・スポーツ』によると、ラニエリも勝ち点40に達した時点で新たな目標を見据える必要があると語り、今後のレスターの成長に期待している。

「私は勝ち点40に到達した瞬間を見たい。恐らく我々は勝ち点40に達した段階で目標を変えることになるだろう。それはとても重要なことだ。我々は良いチームだが、大切なのは持続させることだ。一生懸命トレーニングし、ピッチでもハードワークしなければならない。優勝? それはないよ。我々は小さな問題を抱えていて、それを上手くカバーしていかなければならない。何が問題かはここで言いたくないが、それは小さな戦術の問題だ」
現在レスターのサポーターは夢の国にいるような気分に浸っていて、まさか首位の立場でチェルシー戦を戦うことになるとは誰も予想していなかった。すべてが上手くいき、前半戦を首位で折り返すことも決して不可能ではない。仮にチェルシーに勝利すれば勝ち点は35となり、後半戦は夢の欧州カップ戦出場権を確保することに目標を切り替えることになるだろう。その延長線上に優勝があり、勝ち点40を達成した時に初めてレスターとラニエリの野望がスタートすることになる。

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