ミスしたら書き込み!? マンUの選手が最も恐れるのはファン・ハールのメモ

常に何かを書いているファン・ハール

マンチェスター・ユナイテッドの試合を見ていて、プレイが切れた時にファン・ハールが何やらメモしている場面を見たことはないだろうか。これはレアル・マドリードのラファエル・ベニテスやチェルシーのジョゼ・モウリーニョも行う行為だが、英紙『デイリー・メール』はファン・ハールのメモが選手を恐怖させていると伝えた。

ファン・ハールがいつもノートを持ち歩いているのには理由があり、本人は基本的に2つのことをチェックしていると述べている。まずは試合前に立てた戦術プランが上手く機能しているのかを確認し、上手くいっていない場合は何が間違っているのかを分析する。これは試合後にも役立つことで、上手くいかなかった部分を振り返る時にも有効だ。次に、悪かった選手個々のプレイを書き記していく。特にスタメンで出場した選手は前半の間に問題点をメモに書き、ハーフタイムに選手に伝えるようにしているようだ。

どちらも有効な使い方だが、同メディアは選手自身がミスをした際にファン・ハールがメモをしているのではないかと恐れ、それが選手の思い切ったプレイを制限し、無難なプレイばかり行う理由になっているのではと伝える。特に新加入選手は保身的なプレイに走る傾向にあり、同メディアはアンヘル・ディ・マリアやメンフィス・デパイといった期待の新戦力がファン・ハールのメモを恐れて自身のプレイを見失ったというのだ。
チャンピオンズリーグでグループステージ敗退に終わったファン・ハールは、先日のヴォルフスブルク戦でメモに大量の不満を書き込んだことだろう。それは選手に恐れを抱かせ、何を言われるのだろうと不安に陥れることになる。まるで部活のような世界だが、ファン・ハールがメモしている仕草は選手にとって恐怖となっている。

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