バルセロナGKテア・シュテーゲンは今週末オサスナ戦もベンチか 指揮官「ジョアンが1番手」

バルセロナのテア・シュテーゲン photo/Getty Images

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戦列復帰もチーム内で序列低下

バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、今年夏に背中の再手術をした影響で長期にわたってチーム活動から離脱していたが、9日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節フランクフルト戦でベンチ入りし、ようやく戦列復帰を果たした。

しかし復帰を果たしたものの、今のテア・シュテーゲンにレギュラーの座は保証されていない。今年夏にエスパニョールから加入したジョアン・ガルシアが正ゴールキーパーとしての地位を確立していて、9日のフランクフルト戦でも彼がゴールマウスを守った。

この一度決まった序列は、すぐに覆ることはない。実際、バルセロナのハンジ・フリック監督も12日に行われた定例記者会見の場で今週末のオサスナ戦でのゴールキーパーの起用について尋ねられると、以下のように語った。
「ジョアンが1番手だ。彼を除けば、他のゴールキーパーに2番手、3番手という順番は存在しない。ジョアンを外すということは全く考えていない。彼は非常によくやってくれている」(ドイツメディア『Spox』より)

フリック監督の言葉通りであれば、テア・シュテーゲンは復帰後2試合連続でベンチスタートとなる。現時点で同選手は移籍を希望しておらず、バルセロナに留まってガルシアとのレギュラー争いを続けるつもりのようだが、このまま序列が変わらなければテア・シュテーゲンの去就に大きな注目が集まるのは避けられないだろう。

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