フラメンゴでリーグ制覇&リベルタドーレス制覇 アトレティコなどでプレイしたフィリペ・ルイスに名将の気配

リベルタドーレス制覇を喜ぶフィリペ・ルイス photo/Getty Images

ブラジルにとっては待望の青年監督だ

先月30日にコパ・リベルタドーレス決勝でパルメイラスを撃破し、南米の頂点に立ったフラメンゴ。さらに今月4日には国内リーグ第37節でセアラーを1-0で撃破し、国内リーグ制覇も決めてみせた。

チームを指揮するのは、アトレティコ・マドリードなどで長く活躍した元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスだ。

フィリペ・ルイスは2019年にアトレティコを離れ、フラメンゴの選手として5年間プレイ。昨年1月に現役を退くと、アカデミーのコーチを経て9月よりトップチームの指揮官となった。

指導者としてかなり早いステップアップだが、すでに成果は出ている。フラメンゴには経験豊富なMFジョルジーニョ、DFダニーロ、アレックス・サンドロ、MFジョルジアン・デ・アラスカエタなど実力者が揃っているとはいえ、リベルタドーレス制覇&国内リーグ制覇へと導いたフィリペ・ルイスの手腕は見逃せない。

現在ブラジル代表はイタリア人監督のカルロ・アンチェロッティが指揮しているが、国内ではブラジル人監督が思うように育っていない。本来セレソンは自国の監督に任せたかったはずだが、現状は候補者がいない。

その中で40歳と若いフィリペ・ルイスが結果を出したのは好材料で、将来的にA代表の監督候補にもなってくるかもしれない。



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