お金も大事だが、お金だけでも勝てない インテル会長が参考にするPSGの変化「お金をかければ勝てるとの方程式は通用しない」

PSGは昨季のCLを制した photo/Getty Images

今のPSGはただの金満クラブではない

2010年代よりパリ・サンジェルマンは潤沢な資金力を武器にスーパースターを次々と引き抜いてきたが、今のルイス・エンリケ率いるチームでは資金力よりも組織力が目立っている。昨季にはチャンピオンズリーグも制してたが、それも組織力あればこそだ。

そんなPSGの補強戦略を参考にしていきたいと語ったのは、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長だ。以前のPSGは前線にリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・ムバッペのトリオを揃えていたこともあったが、お金をかけるだけでは勝てないのだ。

「もうお金をかければ勝てるとの方程式は通用しない。選手のモチベーションや能力と上手くMIXさせないといけない。それをやったのがPSGだ。ビッグネーム獲得の時は終わり、今こそ若い才能に投資すべき時なのだ」(『Radio Sportiva』より)。

PSGがベンフィカから獲得したMFジョアン・ネヴェス、レンヌから獲得したFWデジレ・ドゥエにもそれぞれ6000万ユーロ、5000万ユーロと高額な移籍金を投じているものの、両者とも若いのが特長だ。

PSGが有望な若手補強で成功を手にしたのは確かで、ベテラン選手が目立つインテルも参考にしていくべき動きなのかもしれない。

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