シェシュコ負傷で前線が手薄なユナイテッド セメンヨは資金面の問題から撤退か

ボーンマスのセメンヨ photo/Getty Images

130億円の移籍金が必要

イングランドのプレミアリーグではアーリング・ハーランド(14ゴール)、イゴール・チアゴ(8ゴール)に次ぐ6得点をここまで挙げているボーンマスのアントワーヌ・セメンヨ。

25歳と若い選手で、ポジションはFW。ボーンマスでは主にサイドで起用されており、CFとしてプレイすることもできる。

ボーンマスからのステップアップが期待されている選手で、『BBC』によると、契約には今冬に有効となる6500万ポンド(約130億円)のリリース条項が付随していると報じられている。

近年、上昇し続けている移籍金を考えると、6500万ポンドはそれほど高い金額ではなく、資金力のあるプレミアリーグのクラブであれば獲得もそう難しくはない。

ただ、『The Athletic』によると、マンチェスター・ユナイテッドは今冬の移籍市場でセメンヨの獲得に動くことはないようだ。

その理由は契約解除条項の金額にある。今夏の移籍市場ではブライアン・エンベウモをはじめとするFWを中心に獲得しており、計2億1600万ポンドを投じた。また、今季は欧州カップ戦に出場しておらず、収入が限られていることから、動くことはできないようだ。

そのため強化したいMFについても本命のカルロス・バレバ獲得は見送るといわれており、代役は安価な選択肢としてウルブズのジョアン・ゴメスの名前が挙げられている。

ベンヤミン・シェシュコが怪我で離脱し、エンベウモ、アマド・ディアロがアフリカネイションズカップで戦列を離れることになるユナイテッド。前線を強化したいところだが、今冬は我慢することになりそうだ。

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