ノルウェーにまた完敗のイタリア代表は大丈夫? プレイオフを前に3大会連続予選敗退への不安が「心配はある。そうでないと言えば嘘になる」

ノルウェーに敗れたイタリア代表 photo/Getty Images

プレイオフへ嫌な負け方

16日に2026ワールドカップ欧州予選でノルウェー代表と対戦したイタリア代表は、ホームで1-4と完敗を喫した。

試合前の段階でイタリアはグループIの2位に位置し、首位のノルウェーとは勝ち点差3、さらに得失点差は17も離れている状態だった。この試合で予選突破を決めるにはノルウェーに9点差で勝利する必要があり、あまりに非現実的な目標だった。

イタリアが来年3月に行われるプレイオフへ回ることになるのは確実だったが、今回のノルウェー戦はプレイオフへメンタルを整えるには重要な一戦だった。良い形でプレイオフを迎えたかったが、今回の敗戦で嫌な空気が漂うのは間違いない。

伊『Tuttomercato』によると、試合後にはイタリア代表監督ジェンナーロ・ガットゥーゾも心配がないと言えば嘘になると正直な思い口にしていた。

「まずはサポーターに謝罪したい。このゲームは我々にとって非常に重要だった。強いチームとの対戦であり、勝利していれば次のステップへ進むうえでメンタリティを高めることが出来たはずだ。しかし、我々は完敗した。今回のようにちょっとした困難に崩れ落ちるようなことは許されない」

「(W杯へ)心配はある。そうでないと言えば嘘になる。これから3か月は選手たちに会えないが、今回のゲームから教訓は得たはずだ。こういうゲームを1-4で落とすわけにはいかない。相手には5分で流れを変えられる選手がいた。3点目が一番悔しかったが、前を向かないと」

予選途中にルチアーノ・スパレッティを解任し、ガットゥーゾを監督に据えたイタリアは、その後連勝を続けていた。ガットゥーゾの下で何かが変わっているとの感触もあったはずだが、それが今回のノルウェー戦で潰れてしまった。

プレイオフへ不安しか残らない敗北となったが、3大会連続での欧州予選敗退を避けられるか。



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