ケナン・ユルディズとユヴェントスの契約延長交渉は凍結状態に 給与の増額幅をめぐる溝埋まらず

ユヴェントスのケナン・ユルディズ photo/Getty Images

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20歳の万能型MF

ケナン・ユルディズとユヴェントスとの間で進められていた契約延長交渉は、合意に至らず一旦中断することになったようだ。

昨年夏に名門ユヴェントスの背番号10を託されたユルディズは、抜群のテクニックと創造性を活かしたチャンスメイクだけでなく、自らゴールを決めることもできる万能型のミッドフィールダーであり、20歳にして既にユヴェントスの象徴的な存在となっている。

そのため彼は今や欧州の他のビッグクラブが獲得候補の上位にリストアップする注目の存在であり、今年夏にはチェルシーが移籍金7000万ユーロ(約126億円)というオファーを提示して獲得に乗り出していた。
こうした状況から、ユルディズとの契約は2029年6月末まで残っているものの、ユヴェントスとしては流出阻止のためにさらなる契約延長を達成すべく数カ月前からユルディズと交渉を重ねていた。

しかし、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、給与の増額幅をめぐる交渉が難航していたようだ。ユルディズの現在の推定年俸は150万ユーロ(約2億7000万円)で、これをユルディズは600万ユーロ(10億円8000万円)まで上げるように要求していたが、ユヴェントスは500万ユーロ(約9億円)が限度額であると主張。両者の隔たりが埋まりそうにないため、交渉を一時凍結することになったという。

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