バイエルンとの上位対決に敗れたPSG マルキーニョス「多くの選手がトップフォームではない」

バイエルン戦後のPSGの選手達 photo/Getty Images

前半だけで2点ビハインド

4日(現地時間)、パリ・サンジェルマン(PSG)はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、1-2で敗れた。

開幕から無傷の3連勝を飾っていたPSGだが、この試合では4分と22分に自陣でのボールロストから失点。序盤で2点のビハインドを負う苦しい試合展開となった。

前半終了間際にルイス・ディアスがアクラフ・ハキミへの危険なスライディングタックルで退場処分となり、数的優位な状況となったPSGが後半になってバイエルンを押し込む展開が続く。しかし、PSGはバイエルンの守備をこじ開けることができず、74分にジョアン・ネヴェスのゴールで1点を返すのが精一杯。結局ホームで1-2で敗れた。

公式戦15連勝中だったバイエルンに勢いの差を見せつけられ、前回大会王者としてのプライドを傷つけられたPSG。こうした中、試合後に現地メディアの取材に応じたマルキーニョスは、チームのコンディションが本来のパフォーマンスを発揮できる状態にないことを明かしている。

「ホームで負けるというのは、いつだって辛い出来事だ。がっかりしている。ホームでは頑張らないといけないし、勝たなければならない。元々の僕らはしっかりとバランスの取れたフィジカルの強いチームだけど、今日の試合の前半ではバイエルンの方が良い試合をしていた」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

「彼らはフィジカル的な面で僕らよりも優位に立ち、ボールを上手く奪っていた。僕らは試合の流れを引き寄せることができなかった。多くの選手がトップフォームではない。100%の状態ではないんだ。そして、それには僕も含まれている」

リーグフェーズ初黒星を喫したPSGは、26日に行われる次節ではトッテナムと対戦する。連敗すればトップ8圏内から脱落する可能性もあるため、同クラブにとっては絶対に負けられない一戦となる。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ