クーパー・フラッグがダブルダブル達成も……ウェンバンヤマが”エイリアン”級のパフォーマンスでスパーズを勝利に導く

3年目に突入したウェンバンヤマ Photo/Getty Images

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”エイリアン”が開幕戦を破壊

リーグ開幕戦でダラス・マーベリックスと対戦したサンアントニオ・スパーズは125ー92で圧勝をおさめた。この試合をワンサイドゲームにしたのはやはり30分の出場で40得点15リバウンド3ブロック0TOを記録したビクター・ウェンバンヤマだった。

今季で3年目となるウェンバンヤマは昨シーズンの2月に右肩深部静脈血栓症を理由に8か月間バスケから離れていたことから、慎重な開幕戦となることも予想されたが、30分の出場で試合を破壊し、自分が新たなリーグの顔であることを証明している。

試合後のインタビューでウェンバンヤマは「自分自身をうまくコントロールすることが出来た」と語り、自身の成長を口にしている。
「メンタルには問題はないよ。なぜなら、キャリアであれ健康面であれ、上手くいかないことがあることがあるのはすでに経験したものだからね。だから、僕はもう今の自分の状態が維持できていることが当然のことだと考えてはいない。フィジカル面については今では、激しく動くことに苦労していないから、より競技を楽しむことが出来ている。もっと上手くならないといけないし、これからも良くなっていくだろう」

マブスでデビューした期待のドラフト全体1位ルーキーであるクーパー・フラッグも、前半は無得点に終わったが、試合を通じて10得点10リバウンドのダブルダブルを達成し決して最悪という出来では無かった。それでもウェンバンヤマの前では苦い思い出となるデビュー戦となってしまった。

この試合22得点7リバウンド6アシストを記録した2年目のステフォン・キャッスルとともにウェンバンヤマはスパーズを新たな黄金期へと導いていくことだろう。

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