アーセナルでD・ライスは何でも出来る“パーフェクトMF”になった 26歳で迎えた完成の時

アーセナルでプレイするライス photo/Getty Images

攻守に何でも出来る選手に

持ち前のフィジカルの強さを活かした守備に加え、アーセナルでは攻撃面でも才能を開花させるなど、26歳を迎えているアーセナルMFデクラン・ライスはパーフェクトMFと呼ぶにふさわしい選手になってきた。

昨季はリーグ戦で4ゴール7アシストを記録しているが、今季もすでに1ゴール2アシストを記録。セットプレイのキッカーを任される機会も増え、指揮官ミケル・アルテタの下でプレイスタイルにはかなり幅が出てきた印象だ。

英『BBC』によると、アーセナルの伝説的OBであるパトリック・ヴィエラも完璧なMFとライスのことを評している。

「スビメンディの加入もあり、ライスはオールラウンダーとして活躍する能力をさらに高めた。以前から守備的MFとしての能力は備えていたが、今では攻撃面でも優れたパフォーマンスを発揮できるようになった。半身でボールを受けることができるため、ファーストタッチで前を向ける。多くの人は彼の身体能力を正当に評価していない。彼は非常に身体能力が高く、スピーディーだ。創造性もあるし、ボールの保持も上手い。彼が試合のテンポをコントロールできる点が好きだ。ボックス・トゥ・ボックスの選手へとスムーズに移行している」

トーマス・トゥヘル率いるイングランド代表でも主力であり、トゥヘルは最近ノッティンガム・フォレストMFエリオット・アンダーソンとコンビを組ませている。アンダーソンがスビメンディのような役割をこなし、ライスは前線に顔を出して攻撃にも貢献する。この形がイングランド代表でもフィットしていくことになりそうで、何でもこなせるようになったライスはイングランドの心臓だ。



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