被害者は重度の脳震盪と骨折 CL予選ラウンドで暴力行為のトルコサポーターが手配

フェイエノールト戦のフェネルバフチェサポーター Photo/Getty Images

殺人未遂の疑い

 UEFAチャンピオンズリーグ3次予選ラウンドで、オランダのフェイエノールトとトルコのフェネルバフチェが対戦した。結果は合計6-4でフェネルバフチェが勝利したのだが、この試合での一部のフェネルバフチェサポーターによる暴力行為が問題となっている。

 この試合で3名のフェネルバフチェサポーターが、コンクリートの重りが付いたポールをフェイエノールトのサポーター席に投げ込んだ。オランダメディア『AD』によると、この行為を警備に伝えようとしていたフェイエノールトのサポーターの頭にポールが当たり、重度の脳震盪と手の骨折を負ったという。このファンは試合後、2カ月間も仕事に復帰できていないとのこと。

 警察の広報担当者はオランダのテレビ番組『Oposporing Verzocht』にて、被害者は今も明るい光に耐えられず、運転もできない状態にあると語った。

 容疑者は咎められることなくスタジアムを後にしているが、番組にてこの3名の新たな映像が放映され、警察は彼らの身元を特定しようと追っているという。彼らには殺人未遂の疑いがある。

 今もスタジアム内外でたびたび問題となるサポーターによる暴力行為。今回の行為も明らかにやり過ぎであり、適正な処罰が下されることが望まれる。

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