「サンバサッカーに翻弄された虎」「次元が違った世界の壁」ブラジルに大敗の韓国に母国メディアもため息 

韓国に大勝したブラジル photo/Getty Images

5点差の敗戦はブラジル戦における歴代最大差敗戦

韓国代表は10日、ソウルで行われた国際親善試合にてブラジル代表と対戦。試合は0−5の大敗を喫した。

雨が降りしきる中で行われたこの一戦。13分にエステヴァンのゴールでブラジルが先制すると、41分にロドリゴが追加点。後半もブラジルのペースは緩まず、47分に再びエステヴァンが決めて3点目、2分後にロドリゴ、77分にヴィニシウスが決めて結果ブラジルの5−0圧勝。サッカー王国の前に手も足も出せないまま試合が終わった。

この結果には韓国メディアも意気消沈の様子だ。『京畿日報』は「サンバサッカーに翻弄された虎」と題し、「ホンミョンボ監督が率いる韓国サッカー代表はブラジルに0対5で大敗した。ホームで開かれた試合だったが、試合中ずっと一方的な流れの中でまともな反撃すら展開できなかった」「ホン・ミョンボ監督は守備安定に焦点を合わせた3バック戦術を投入したが、ブラジルのスピードと個人技には為す術もなかった。組織力は崩壊し、攻守の切り替えは一拍遅れた」と白旗を上げた。

また、『SPOTV NEWS』は『ソン・フンミンも沈黙』韓国大打撃+大惨事!63237人の前でブラジルに衝撃の0-5大敗……次元が違った世界の壁」と打ち、「いくら相手が強いチームだとしても、ホームファンの前であまりにも無気力な姿を見せた。ブラジルは試合を通して韓国に比べ一段上の試合運びを見せた。はっきりとした技量の差が見え、韓国はこの試合有効なシュートをわずか1本しか放てなかった。ソン・フンミンも何もできなかった。まさに大惨事だった」と惨敗した自国代表を批判した。

なお、この0−5という結果はこれまでのブラジル戦における歴代最大差敗戦だという。それまでは2022年の6月に行われた試合(1-5)で、同年のカタールワールドカップでも1−4で敗れていることから、直近3試合大差で敗れている。

韓国はこの後14日にパラグアイと対戦。そしてその韓国に圧勝したブラジルは同日に日本と対戦する。

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