昨季ミランにレンタル移籍したウォーカー 不調に苦しむシティからの移籍を回顧「当時の私はクラブでキャプテン……」

マンチェスター・シティ時代のカイル・ウォーカー photo/Getty Images

今夏完全移籍でバーンリーに移籍

近年のマンチェスター・シティを語る上では欠かせない選手の1人であるカイル・ウォーカー。

2017年にプレミアリーグのトッテナムからシティにやってきた右SBで、世界的に見てもトップクラスといえるそのスピードを生かしてチームを後方から支えていた。

怪我の少ない選手でもあり、ペップ・グアルディオラ監督のシティの右SBには常に彼がいた。

しかし、年齢を重ねる中でパフォーマンスが低下すると、ペップは若いリコ・ルイスを重宝するようになる。ウォーカーも出番を失ったことで移籍を希望し、2025年にはレンタルでミランへ。

そして今夏完全移籍でシティを離れ、バーンリーに加入している。

『Daily mail』では長期間所属したシティを離れたウォーカーが、今夏の移籍を振り返っている。

「シティを去ってミランに移籍するべきだったのだろうか。当時の私はクラブでキャプテンだったし、チーム状況が悪化した際には真っ先にチームの先頭に立つべきだった。シーズンのあの時期にチームを去ってよかったのだろうか。今立ち返ってみると、そうではなかったと思う」

「チームメイト、友人、そして家族同然の人たちには隣に立ってあげるべきだった。でも、キャリアで初めてわがままになって、自分のことだけを考えてプレイしたかったんだ」

「当時はより高いレベルでプレイできることを証明しなければならないと感じていた。だから、ミランのようなクラブからオファーが来れば、断るなんて考えられなかった」

「夏にシティ復帰したときに、じっくりと考える時間はあった。でも後悔はしていない。もう少し頑張れたかもしれないが、半年間海外でプレイできたのは良かったと思う」

35歳となったウォーカーは現在スコット・パーカー監督率いるバーンリーに在籍しており、ここまではプレミアリーグ全試合にフル出場。右SBとしてチームを支えている。

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