プレミアリーグで最も優れた守備的MFは? カイセド、グラフェンベルフ、ライスが候補。万全であればロドリの名前も

チェルシーのカイセド photo/Getty Images

続きを見る

MFの存在がチームの調子を左右する

『talkSPORT』では現在のプレミアリーグで最も優れた守備的MFは誰なのか議論している。

元リヴァプールのダレン・マーフィー氏はチェルシーのモイセス・カイセド、リヴァプールのライアン・グラフェンベルフ、アーセナルのデクラン・ライスをトップ3に挙げており、その理由を語った。

「(優れたMFとして)カイセド、グラフェンベルフ、ライスの3人の名前がすぐに浮かんだ。彼らはみな、少しずつ違った資質を持っている」
「(カイセドは)この3週間で2つのワールドクラスのゴールを決めた。1つがブレントフォード戦で、2つ目がリヴァプール戦だ」

「それまでのカイセドのゴール数は本当に悲惨だった。だから、彼をチャンスが作れないプレイヤーと呼ぶ人が多かった。でも彼は創造的なパスの出し手じゃない。パスで相手の守備陣を切り裂くようなプレイはできないんだ」

マーフィー氏はカイセドの攻撃力の向上を挙げる中で、自身の意見としてはグラフェンベルフがこの3人の中でトップだと語った。

「グラフェンベルフはそういったパスが少しできる。ライスも同じだ」

「私としてはカイセドは今のところ守備的MFとして最高のプレイをしているが、それでもグラフェンベルフの方が上だと思う」

オランダ代表のグラフェンベルフはリヴァプールの要であり、リーグ優勝を成し遂げた昨季は4アシストを記録。今季もすでに3つのゴールに関与しており、守備的MFながら攻撃面での貢献も大きい。

ここでマーフィー氏は昨季の序盤にひざの前十字靭帯断裂という大怪我を追ったロドリが万全の状態であれば、カイセド、グラフェンベルフ、ライスよりも優れたMFだと語った。

「ロドリは誰よりも優れている。ここ2、3年のロドリのレベルは素晴らしかった」

シティにおけるロドリの存在感は大きく、彼を欠いた昨季のシティはプレミア5連覇を逃しており、CLでも早々に姿を消している。

ただ、ロドリは怪我から復帰したものの、コンディションは安定しておらず、時代は前述したカイセド、グラフェンベルフ、ライスに移りつつある。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.309 プレミア新4強時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ