バルセロナがついにスーパーリーグ構想から撤退へ UEFA改革を高く評価

ついに離脱を決意したバルセロナ Photo/Getty Images

注目の決断だ

FCバルセロナが、物議を醸していたスーパーリーグ構想から撤退することを発表したようだ。『Mundo Deportivo』によると、クラブはUEFAがチャンピオンズリーグの方式変更や、トップクラブへの財政的な分配金増額といった「重要な改革」を行ったことを受け、この決断を下したという。

スーパーリーグ構想は、2021年の立ち上げ当初からサッカー界全体を巻き込む大きな論争を巻き起こした。当初はレアル・マドリードやユヴェントスなどと共に、バルセロナも主要な推進役の一角であったが、今回の方針転換は、構想の存続に大きな影響を与えることは必至である。

バルセロナが撤退を決めた背景には、UEFAが実行した、より多くの試合と収益をトップクラブにもたらす新しいチャンピオンズリーグのフォーマットへの評価がある。これにより、バルセロナはスーパーリーグに参加せずとも、望む財政的な利益と競技レベルの維持が可能になると判断したようだ。

バルセロナの撤退は、スーパーリーグ構想の終焉を告げる決定的な出来事となるかもしれない。UEFA大会の新フォーマットが、サッカー界に真の安定をもたらすのか、その行方に注目したい。

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