「フリアン・アルバレスは神のようにプレイし、誰よりも走る」 アトレティコのエースがチームに与える影響はゴールやアシストだけじゃない!

アトレティコを引っ張るアルバレス photo/Getty Images

圧倒的な存在感を放っている

現役時代にはレアル・マドリードでプレイし、アルゼンチン代表としてW杯優勝を経験した過去をもつホルヘ・バルダーノ氏はアトレティコ・マドリードでプレイするフリアン・アルバレスを大絶賛したという。

2022-23シーズンよりプレイしたマンチェスター・シティでは同ポジションにアーリング・ハーランドがいたことでアルバレスの出場機会は限られていた。しかし、その中でもアルゼンチン代表FWは結果を残しており、シティでは公式戦103試合に出場し36ゴール19アシストを記録し、多くのタイトル獲得に貢献した。

そして昨夏アトレティコへ移籍を果たしが、アルバレスは加入1年目から圧巻の存在感を発揮。昨シーズンは公式戦57試合で29ゴール8アシストをマークし、エースとしてアトレティコに欠かせない選手となった。

今シーズンはここまで公式戦8試合で7ゴール3アシスト、直近3試合では6ゴールをマークするなどアルバレスは調子をあげてきたが、バルダーノ氏は同選手がチームに与える影響はゴールやアシスト以外にもあると語った。

「フリアン・アルバレスは神のようにプレイし、誰よりも走る。これは驚くべき伝染効果をもたらす。グループのスター選手がそこまで努力するならば、他の選手たちはどうするべきか?」

「アトレティコは非常に努力を惜しまないチームだが、彼らの技術的リーダーは最も自己犠牲的な選手の一人でもある。フリアン・アルバレスは絶えず成長を続けており、まだ限界に達していない」(伊『calciomercato.com』より)

アルバレスはチームのエースで技術的にも優れているが、犠牲的なプレイがチーム全体の模範になっていると語っており、エースの献身的な姿勢がチームメイトに大きな影響を与えていると同氏は考えているようだ。

確かにアルバレスはシュートもパスもできる万能型の点取り屋だが、守備を決してサボらず、前からのプレスなど献身的に走り回る選手でもある。決して手を抜かないアルバレスはチームのエースになっただけではなく、背中でチームを引っ張るリーダー的な存在になりつつあるようだ。


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