ファルカオ、ジエゴ・コスタらを超えてシメオネ・アトレティコ“最強のFW”? 何でも出来るアルバレスの脅威「最も完成度の高いFW」

アトレティコで活躍するアルバレス photo/Getty Images

得点力に加えて献身性も抜群

ディエゴ・シメオネが指揮してきたアトレティコ・マドリードでは、ラダメル・ファルカオ、ジエゴ・コスタ、ルイス・スアレス、ダビド・ビジャ、現在も所属するアントワーヌ・グリーズマンなど、優れたFWたちがプレイしてきた。

単純に優劣をつけるのは難しいが、『Football Espana』は現在所属するフリアン・アルバレスこそシメオネ体制で最強のストライカーではないかと主張する。

マンチェスター・シティで多くのタイトルを手にしてきたアルバレスがアトレティコに加わったのは昨年のことだが、アトレティコでは通算65試合で36ゴール11アシストと見事な成績を残している。

先日行われたレアル・マドリードとのダービーマッチで2ゴールを奪ったのも強烈なインパクトがあり、アルバレスは大一番に強いことも特長的だ。

得点力ならばファルカオやジエゴ・コスタなど、アトレティコにタイトルをもたらしたストライカーたちの方が優れているかもしれない。しかし、同メディアは総合力でアルバレスが一歩上との意見だ。

「アルバレスはシメオネ時代のアトレティコが擁した最も完成度の高いFWだ。ボールを持っている時も持っていない時も、その運動量を見ればそれが証明される。彼は休みなく走り続け、高強度のターンオーバーを軸とするアトレティコのシステムの牽引役でもある。彼は単なるFWとしてではなく、地球上で最も完成された選手の1人へと成長したのだ。レアル戦でのパフォーマンスを見れば、彼はアトレティコをさらに偉大なチームへと変える可能性を秘めている」

マンCでは前線にライバルとなるアーリング・ハーランドがいたこともあり、アルバレスは2列目に入ることも多かった。それもプレイの幅を広げることに繋がったと言えそうで、今季のアルバレスはリーグ戦でエリア外から3ゴールを奪うなど飛び道具も身につけている。

25歳という年齢を考えればまだ伸びる可能性もありそうで、何でも出来るFWとしてシメオネ体制のキーマンになっている。



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