新指揮官探しを急ぐレヴァークーゼン 最有力候補は前デンマーク代表監督のカスパー・ヒュルマンド氏

前デンマーク代表監督のヒュルマンド氏 photo/Getty Images

続きを見る

今年夏にも候補者として浮上

ブンデスリーガ開幕から第2節を終えたばかりの時点で早くもエリック・テン・ハーグ監督の解任に踏み切ったレヴァークーゼンは、目下同監督に代わる新たな指揮官の選定を急ピッチで進めている。

12日(現地時間)に予定されているブンデスリーガ第3節フランクフルト戦から新監督に指揮を託したいと考えているクラブ首脳陣は、数日以内には後任を正式発表するという予定で動いているようだ。6日に現地メディアの取材に応じたフェルナンド・カルロCEOは、以下のように語っている。

「当然のことながら我々は指導力があって、明快さと方向性をチームにもたらす中身のある監督を必要としている。それらは間違いなく新しい監督が持ち合わせているべき資質となる。来週には何かしらの発表ができることを願っている」(ドイツ紙『Bild』より)
トッテナムの前監督であるアンジェ・ポステコグルー氏やユヴェントスで指揮を執っていたチアゴ・モッタ氏の名前も後任候補として現地メディアで取り上げられているが、ドイツ紙『Bild』によればレヴァークーゼン首脳陣の本命は彼らではなく、前デンマーク代表監督のカスパー・ヒュルマンド氏であるという。

ヒュルマンド氏は2019年6月にデンマーク代表監督に就任し、その2年後に行われたEURO2020ではチームをベスト4進出に導いた。昨年夏のEURO2024終了後に同国代表監督を退き、現在はフリーとなっている。

英語だけでなくドイツ語も堪能で、さらにシャビ・アロンソ前監督同様に3-4-2-1システムを主に採用する指導者であることからヒュルマンド氏は今年夏にもレヴァークーゼン首脳陣の間で候補者として検討され、実際に同氏の関係者とも接触していたと『Bild』は伝えている。

シーズン序盤での監督解任という緊急事態に直面し、首脳陣は一度招聘を検討した人物に再度就任要請をしているようだが、果たしてヒュルマンド氏はどのような決断を下すのだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.308 超ベテランの最終章

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ