バイエルンで頭角を現した時は驚異の才能かと思ったが…… トッテナムで出番が減少する若きフランス人アタッカーの現状

トッテナムでプレイするテル photo/Getty Images

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今夏の補強で前線のライバルはさらに増えた

バイエルンのトップチームで頭角を現した時には驚異的な才能かと思われたが、今夏トッテナムに完全移籍を果たした20歳のフランス人FWマティス・テルが苦戦している。

テルはバイエルンでポジション確保には至らず、今年2月にトッテナムにレンタル移籍。しかし、トッテナムでもインパクトは残せていない。

今季のトッテナムはチャンピオンズリーグにも参戦するが、先日発表されたCL登録メンバーからテルは漏れていた。リーグ戦でも先発からは外れていて、独『Bild』は明らかに成長速度が鈍化していると心配している。
「才能あるテルにとって、CL登録外は痛手だ。彼の成長はここ数ヶ月停滞している。今季もリーグ戦では3試合で僅か30分しか出場していない。マンチェスター・シティに勝利したゲームでもテルは90分間ベンチに座ったままだった。今冬の時点ではテルがイングランドで活躍できるとの期待もあったが、現在はフランクの信頼を失いつつあるようだ」

今夏にはFWランダル・コロ・ムアニ、シャビ・シモンズ、モハメド・クドゥスが加わっており、前線はかなり豪華となった。テルにとっては強烈なライバルたちで、ここから出番を増やしていくのは簡単ではないだろう。



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