市場価値は2年で500万ユーロから3500万ユーロへ S・インザーギの下で成長した大型DFビセックの評価はインテルで上がり続けている

インテルで成長するビセック photo/Getty Images

インテルはパヴァールよりも将来性を選んだ

インテルは今夏にマンチェスター・シティからDFマヌエル・アカンジをレンタルで加え、代わりにDFバンジャマン・パヴァールをマルセイユへと手放した。

アカンジは経験豊富なセンターバックで、これでインテルの最終ラインがどう変わっていくか興味深い。さらに伊『Gazzetta dello Sport』は、24歳のドイツ人DFヤン・ビセックの成長が大きいと取り上げる。

マルセイユにレンタルで手放したパヴァールはフランス代表での経験もある実力者だが、同メディアはインテルのフロントがパヴァールよりも若くて将来性のあるビセックの方を選んだと伝えている。

パヴァールが29歳を迎えて今後市場価値が低下していくのに対し、『Transfermarkt』でのビセックの市場価値は3500万ユーロまで上昇している。デンマークのオーフスGFから加入した時は500万ユーロだったため、この2年で7倍に増えたことになる。

チームは敗れたが、ビセックは先日行われたセリエA第2節・ウディネーゼ戦にセンターバックの一角としてフル出場している。元より196cmのサイズを誇る有望なDFと期待されていたが、前任のシモーネ・インザーギの下でビセックは着実に成長してきた。

セットプレイのターゲットにもなることができ、ビセックはインテルの重要戦力になりつつある。新戦力のアカンジも楽しみだが、成長を続けるビセックも頼れる戦力だ。

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