“ファシスト”として知られるムッソリーニのひ孫がセリエAデビュー シャツのネームは「ロマーノ」

サッスオーロ戦に出場したロマーノ・ムッソリーニ Photo/Getty Images

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「僕の苗字はほかの人を困らせるんだ」

セリエA第2節、クレモネーゼはサッスオーロをホームに迎え、3-2と勝利を収めた。この試合は他の試合よりも先んじて行われ、クレモネーゼは第1節ミラン戦にも勝利しているため、昇格組ながら暫定首位に立っている。

この試合で、勝敗とは別に注目を集めたのが82分からピッチに立ったDFロマーノ・フロリアーニ・ムッソリーニだ。名前で気づいた人もいるかもしれないが、この選手はかつてのイタリアの独裁者であり、国家ファシスト党を率いたベニート・ムッソリーニのひ孫にあたる人物だ。

ラツィオからローン移籍してきた22歳のムッソリーニは試合後「あまりにも短い時間に多くのことが起こった。セリエAでデビューすることをずっと夢見てきた。この夜のことは決して忘れないだろう。僕の目標は変化をもたらすことだ。それが達成できたことを嬉しく思うよ」とコメントを残している。
シャツのネームには「ROMANO」と入っている。『BBC』によれば、夏にクレモネーゼに加入した際「僕の名前はほかの人を困らせるんだ」と発言したという。

とはいえ、ファシストとして悪名を馳せ処刑された曽祖父とロマーノとはまったく別の人物。曽祖父の行いは、ロマーノとはまったく関係のないことだ。昨年はロマーノのゴールをローン先のユヴェントス・スタビアのサポーターがファシスト式の敬礼で祝ったなどというよからぬ噂も立ってしまった(クラブ側は断固否定)が、気にすることなくキャリアを歩んでいって欲しいものだ。

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