またしてもヴィニシウスの行動が問題に OBは「レアル・マドリードに相応しくない」と厳しく批判

レアル・マドリードのヴィニシウス photo/Getty Images

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相手サポーターを挑発

24日(現地時間)、レアル・マドリードはラ・リーガ第2節でレアル・オビエドと対戦し、3-0で勝利した。この試合では、ヴィニシウス・ジュニオールが後半アディショナルタイムに勝利を決定づける3点目を決めたが、その後の彼の行動を多くの人々が問題視している。

得点を決めた後、ヴィニシウスはオビエドサポーターに向かって2本指を立てた後にそれを下に向けるジェスチャーをした。これは「2部リーグに落ちろ!」という意味を込めた挑発行為であり、すぐさま主審やチームメイトが制止に入る事態となっていた。

このヴィニシウスの振る舞いに対しては、レアルのOBからも厳しい意見が出ている。1996年夏から約3年にわたってレアルでストライカーとして活躍したプレドラグ・ミヤトビッチ氏もその一人だ。スペインのテレビ番組『El Larguero』の中で以下のように語っている。
「世の中には常に変わらないものがあるのだが、ヴィニシウスのやったことはそれに値しない。彼の行動はレアル・マドリードというクラブに相応しくない。彼は世界中を敵に回すことでモチベーションを高めようとしている。素晴らしい選手だが、チームに留めておくべき存在なのか慎重に検討する必要がある」

スペインメディア『Planeta Realmadrid』によれば、ヴィニシウスのジェスチャーはオビエドサポーターからの人種差別的な侮辱に対する反応だったとのことだが、それを考慮しても今回の騒動の余波は今後もしばらく続くことになるかもしれない。

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