暴走王カリミアン 悪役レスラーの顔も持つトループの過激な言葉に激昂「本物のパンチが飛び交う試合だ」 

身長は2mの恵まれた体格を持つカリミアン(写真:本人インスタグラムより)

記者会見で怒り爆発

キャリア2度目のMMA戦を9月7日に控えている初代&第3代K-1 WGPクルーザー級王者シナ・カリミアンが20日、都内で開かれた記者会見に出席し、対戦相手のブレイク・トループに激昂する一幕があった。

カリミアンは6月にRIZINでキャリア初のMMAに挑戦し、ヘビー級の日本人トップファイターの荒東“怪獣キラー”英貴から判定勝利を飾っていた。

そして相手のトループは、打撃を得意とし、MMA戦績15戦9勝(8KO、1一本)6敗のキャリアを持つ選手。身長はカリミアンより7センチ低い194cmだが、「LIGHTS OUT XTREME FIGHTING」のヘビー級王者のタイトルも獲得し、悪役のプロレスラーとして活動する一面も持っている。

そのトループは会見には欠席。ビデオにて試合への意気込みを語ったが、過激な言葉を使い「お前を蜂の巣にし、ぶん回し頭から叩きつけ体をプレッツェルみたいに曲げてやる。さらにお前の弁当を食い散らかして、彼女を奪い、パパを引っぱたき、最後にはママを泣かせてやる」と挑発した。

それを最初は無表情で聞いていたカリミアンだったが、突然「なぜあいつはここへ来ない」と激昂。トループのパネルを掴むと真っ二つに折り、投げ捨ててから「話し過ぎだ。映画と勘違いしているのか。これは映画のアクションではない。本物のパンチが飛び交う試合だ。俺は誰が来ても相手をKOする。あいつの顔と口をぶっ壊す」と応酬した。

舌戦を繰り広げた両者の対戦は、果たしてどのような展開となるのか。その試合は『K-1 WORLD MAX 2025』にてK-1では初となるMMA戦として実施され、さらにHERO’Sルールとなることも明らかにされた。

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