広陵高校の中井哲之監督が退任 過去の暴力事案への誹謗中傷や脅迫により甲子園辞退

春は優勝3回の名門・広陵高校 photo/Getty Images

監督と部長が退任

全国高校野球選手権大会を途中辞退した広陵高校が21日、中井哲之監督の退任を発表した。

広陵高校野球部は、3月に暴力事案が判明し日本高野連から厳重注意処分を受けていた。夏の甲子園が開幕する前からそのことがSNSで拡散されると、学校の対応に対する非難の声や関係者への誹謗中傷が飛ぶ事態となった。

同大会では1回戦を勝ち上がっていた広陵だったが、関係者への誹謗中傷や脅迫などがあったことから2回戦を戦う前に辞退。そして今回、学校側の対応に非難が集まったことから、監督退任を決定したことも明かした。

また同時に、同監督の息子である中井淳一部長の退任と、新監督にコーチの松本健吾氏が就任することも報知。さらに既に野球部顧問以外の職員によって、1、2年生部員に対して現状の調査を実施し、その結果、暴力やいじめ等の問題がないことを確認したため、秋季地区予選大会に出場することも公表された。

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