マンU戦でシュート0本に終わったギェケレシュ ポルトガルメディアは「存在していなかった」と酷評

アーセナルのヴィクトル・ギェケレシュ photo/Getty Images

不完全燃焼だった開幕戦

17日(現地時間)、アーセナルはプレミアリーグ開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-0で勝利した。アーセナルのヴィクトル・ギェケレシュはこの試合に先発し、60分に途中交代で退いた。

ポルトガルのスポルティングCPでゴールを量産してブレイクを果たし、追加ボーナス込みで総額7600万ユーロ(約132億円)という破格のオファーでアーセナルが獲得したギェケレシュのパフォーマンスは、このユナイテッド戦での注目点の一つだった。

しかし、ギェケレシュは60分の出場時間の中でシュートを1本も打てず、パスも9本のみに終わった。試合後にミケル・アルテタ監督は、「彼は多くのことを非常に上手くやってくれた。フィニッシュの部分で彼にはそれほど多くのチャンスが来なかった。我々が彼のクオリティを活かすためにパスを届けることができなかったからだ。しかし、全体的には良いスタートだった」と語ってギェケレシュを擁護したが、期待が大きかっただけに物足りなさを感じさせるパフォーマンスだったことは確かだ。

ギェケレシュのプレミアリーグでのデビュー戦が不本意なものに終わったことは、彼が昨シーズンまでプレイしていたポルトガルでも報じられている。ポルトガル紙『A Bola』は、「ギェケレシュよ、これがプレミアリーグだ」と題した記事を掲載し、その中でギェケレシュについて厳しい言葉を並べている。

「このストライカーにとって、この試合は忘れられた一日であり、彼は存在していなかった。やったことが少なすぎる。その動きはリズムがなくて鈍く、スポルティングCPとは全く異なるプレイスタイルのチームの中で居場所を見失っていた」

アーセナルの次節は、23日のリーズ戦。この試合でも無得点に終わればギェケレシュに対する批判がさらに大きくなるのは確実であり、同選手としては何としてもゴールという結果がほしいところだろう。

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