ユナイテッドが“中盤補強”のために動く! アカデミー出身21歳MFが武者修行へ

ユナイテッドでプレイするコリアー Photo/Getty Images

成長の選択肢

マンチェスター・ユナイテッドに所属するトビー・コリアーが、今夏レンタル移籍に踏み切る可能性が高まっているようだ。『Manchester Evening News』によると、クラブは中盤の新戦力を迎え入れる計画を進めており、その一環としてコリアーの期限付き移籍を容認する構えだという。

2022年にブライトンからユナイテッドのアカデミーへ加入したコリアー。度重なる負傷の影響もあり、昨季は公式戦わずか13試合の出場にとどまり、実戦から長く遠ざかった時期もあった。

ルベン・アモリム監督の[3-4-2-1]システムでは、先日のリーズ戦でストライカーの背後に入る2シャドーの一角として起用されたが、今季のポジション確保は依然として不透明だ。中盤には複数の競争相手が存在し、コリアーにとって定位置争いは熾烈を極めている。

それでも本人はユナイテッドに懸ける思いを語る。「自分としてはここに残って、1試合でも多く出場したい。監督やクラブ上層部と話し合って、自分にとって最善の道を決めたい」と述べ、成長のためにローン移籍も視野に入れていることを明かした。

コリアーは2027年までの契約を残しており、延長オプションも付帯されている。過去にはブレントフォードやチェルシーからの関心も受けた逸材であり、今回の移籍がキャリアにおける新たな一歩となるか注目が集まる。ユナイテッドにとっても、中盤補強の布石として重要な動きとなりそうだ。

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