CWCでチームを優勝へ導いたパルマーはE・アザールと同じ領域に達したか「同じくらいの実力者だと思う」

チェルシーでプレイするパルマー photo/Getty Images

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ここぞの場面で力を発揮できる

今夏行われたクラブワールドカップ2025決勝のパリ・サンジェルマン戦は圧巻の2ゴール1アシストを記録し、チームを優勝へ導いたチェルシーMFコール・パルマー。

高度なテクニックはもちろんだが、パルマーはここぞの場面でゲームを決める決定力を備えている。それこそエースの条件であり、パルマーが特別な選手と考えられる理由にもなっている。

クラブOBのジョディ・モリス氏は、パルマーを元チェルシーのエデン・アザールと重ねる。アザールも全盛期の頃は1人でゲームを決めることがあり、パルマーの存在感は当時のアザールにも負けないものになってきているか。モリス氏はチャンピオンズリーグの舞台でも力を示してほしいと追加リクエストもしているが、現時点での能力も絶賛する。
「彼はすでにスーパースターだと思うが、まだ次のレベルに到達する必要はある。次のレベルへ達するには、チャンピオンズリーグでプレイする必要があるからだ」

「カンファレンスリーグの決勝で右サイドで何をしたか見ていたが、彼は『何かを起こす』との思いで自ら進んで右サイドへ向かっていた。そういうことが出来る選手は限られていて、以前の我々にはそれを最も上手く行う選手であるエデン・アザールがいた。パルマーも同じくらいの実力者だと思う」(『TalkSport』より)。

プレミアリーグでは相手からのマークもかなり厳しくなっているが、新シーズンにどれだけの数字を残せるだろうか。今のチェルシーがパルマー次第なのは確かだろう。



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