バイエルンを離れてワトフォードへ 豪州の逸材が移籍を選んだ理由は「最大の目標はワールドカップに出場すること」

オーストラリア代表のイランクンダ photo/Getty Images

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イングランド2部で爆発なるか

昨夏にオーストラリアのアデレード・ユナイテッドを離れ、バイエルンと契約を結んでから1年。オーストラリアの若き逸材であるFWネストリ・イランクンダ(19)は今夏イングランド2部のワトフォードへと完全移籍することになった。

今年の冬はバイエルンからスイスのグラスホッパーにレンタル移籍していたため、結局バイエルンのトップチームではプレイしないままチームを去ることになった。

イランクンダが今夏のワトフォード移籍を選んだのは、来年に迫る2026ワールドカップ出場の目標があったからだ。バイエルンに留まっても出番は増えないと判断し、イングランド2部への挑戦を選んだと明かしている。
「(バイエルンを離れるのは)とても難しい決断だったけど、僕にとって最大の目標はワールドカップに出場することだ。2026年のワールドカップはもうすぐそこだからね。出場時間を確保する必要があり、それがドイツでは出来なかった。1番良いのは移籍だったと思う。このチャンスにワクワクしているし、新チームでスタートを切る準備は出来ている。練習場に戻ったら、チームでしっかりとポジションを確保できるようハードワークするつもりだ」(『Sky Sport』より)。

イランクンダは昨年にA代表デビューを飾り、すでに代表初ゴールも記録している。オーストラリアにとっては特別な才能であり、ワトフォードで成長できれば1年後のワールドカップで戦力とカウントできるはずだ。

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