後継者が加入間近でもユヴェントスFWヴラホビッチに移籍の意思なし 既に複数のオファーを拒否

ユヴェントスのドゥシャン・ヴラホビッチ photo/Getty Images

現契約は2026年6月末まで

ユヴェントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの去就に注目が集まっている。2022年1月にフィオレンティーナからユヴェントスに移籍して以降、エースストライカーとして活躍してきた同選手だが、今年1月にランダル・コロ・ムアニがパリ・サンジェルマンから加入して以降は出場時間が減少。さらにリールからカナダ代表FWジョナサン・デイビッドの加入が目前に迫っているとされることから、ヴラホビッチが今年夏に移籍を決断する可能性が取り沙汰されている。

しかし、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、ヴラホビッチに現時点で移籍の意思はなく、サウジアラビアのアル・ヒラル、さらにはトルコのフェネルバフチェからのオファーを拒否したという。

ヴラホビッチの年俸は推定1200万ユーロ(約20億4000万円)で、チーム内でもトップクラスの高給。さらに現在の契約が2026年6月末で満了となることから、ユヴェントスとしては今年の夏にどこかのクラブと移籍交渉を成立させることで人件費削減と移籍金獲得の両方を達成したいと考えているようだ。

しかし、『Gazzetta dello Sport』によればヴラホビッチは現在の年俸より低い条件のオファーを受け入れてまで移籍を希望しているわけではなく、自身にとって納得のいくオファーが届かない限りユヴェントスに残留し、ベンチ外になることも受け入れる方針であるという。残り1年ほどをユヴェントスで過ごし、来年夏に移籍金の発生しないフリートランスファーで他のクラブに加入することを検討しているのかもしれない。

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