2017年から8年奮闘も、レアルの中盤1番手にはなれず? X・アロンソ体制でも苦戦予想されるセバージョスの現状

レアルでプレイしてきたセバージョス photo/Getty Images

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昨季は不運な怪我もあった

実力は確かなものがあるのだが、レアル・マドリードで主力になりきれずにいるのがMFダニ・セバージョスだ。

セバージョスが最初にレアルと契約したのは2017年のことだが、当時はトニ・クロースとルカ・モドリッチが中盤を支配していた。セバージョスがスタメンに入るのは困難で、2019年からはアーセナルに2年間レンタル移籍していた期間もあった。

そんなセバージョスにとって2024-25シーズンはチャンスだった。2023-24シーズン限りでクロースが引退したこともあり、セバージョスの出番が増えるとの予想もあったのだ。
実際に良いパフォーマンスを見せることもあったが、シーズン途中に足首の捻挫と筋肉系の故障で離脱する期間があった。上手くいきそうな気配もあっただけに、何とも不運な怪我だった。

今夏には指揮官がカルロ・アンチェロッティからシャビ・アロンソに代わったが、スペイン『SPORT』はセバージョスにとってプラスにならないだろうと見ている。現在開催中のクラブワールドカップでも先発から外れていて、同メディアは残留しても厳しい立ち位置になると予想している。

今も古巣レアル・ベティスがセバージョスに熱視線を送り続けているようで、出番を求めるならベティス復帰が1番の選択肢かもしれない。気付けば28歳と中堅世代を迎えていて、クロース引退&モドリッチ退団でもスタメンを確保できない場合はレアル・マドリードに未来はないか。

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