プレミア王者がフリーでサウジから欧州帰還 8年半ぶりにバーミンガム復帰へ

グレイが欧州復帰か Photo/Getty Images

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昇格クラブに帰還

元レスター・シティの優勝メンバーで、ジャマイカ代表MFデマライ・グレイが、サウジアラビアのアル・イティファクからフリートランスファーで古巣バーミンガム・シティに復帰する見通しであることが『talkSPORT』により伝えられている。すでに契約条件は合意済みで、メディカルチェックの一部を受け、7月1日には全て完了する予定だという。

バーミンガム下部組織出身のグレイは、2006年にアカデミー入りし、2013年10月に17歳でトップチームデビューを果たした。同クラブで公式戦78試合に出場し8得点を記録。2016年1月には約370万ポンドでレスター・シティへ移籍し、同年5月には奇跡のプレミアリーグ制覇を経験した。

その後、2021年にレバークーゼンへと渡ったが、半年でプレミアに復帰しエヴァートンへ移籍。67試合で12ゴールを記録し、クラブの残留に貢献した。2023年9月にはスティーヴン・ジェラード氏が監督を務めていたアル・イティファクに加入したが、50試合でわずか4得点5アシストと苦戦。チームも結果を出せず、ジェラード氏は2024年1月に成績不振により契約解除となった。
今回のグレイの移籍に際し、アル・イティファクは将来的な売却益の20%を得られる条項を保持しているとのことだ。なお、ジャマイカ代表はゴールドカップでグループリーグ敗退が決定しており、それによりグレイの渡英がスムーズに進んだ形だ。

バーミンガムは2024-25シーズン、リーグ1からの昇格を決め、最終的に111ポイントというEFL史上最多勝点記録を打ち立てた。グレイの復帰は、勢いそのままにチャンピオンシップでの飛躍を目指すクラブにとって、大きな追い風となるだろう。

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