移籍金2000万ユーロでも動かず? アーセナル移籍近づくバレンシアDFに残留の可能性が浮上

バレンシアで活躍するモスケラ Photo/Getty images

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契約次第で移籍回避も

アーセナルが獲得を狙うU-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラが、条件次第で現所属のバレンシア残留を選択する可能性があるという。『Cadena SER』や『Las Provincias』などスペイン複数メディアが報じている。

ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルはすでにモスケラと個人合意に達しており、最初のオファーとなる移籍金1400万ユーロがバレンシア側に拒否されたことを受けて、新たな条件で2000万ユーロ超の提示を準備しているという。今後の交渉は継続中だ。

しかし、現在21歳のモスケラは、2026年6月で契約満了となるバレンシアとの延長交渉に入っているようだ。今月中にCEO就任が予定されているロン・ゴーレイ氏の着任を待って、正式なオファーが提示される見込みだ。
同選手の代理人セルヒオ・バリラ氏は今月、数か月ぶりにクラブ幹部と会談。すでにクラブ側の意向は伝えられているが、正式な条件提示には至っていない。バリラ氏は「モスケラはバレンシアに非常に満足している。U-21代表活動が終わってから、解決策を見つける時間は十分にある」と述べている。

モスケラは昨季、カルロス・コルベラン監督の下でバレンシアの主力として定着し、U-21欧州選手権でもフル出場を果たした。なお、大会ではイングランドに敗れ、ベスト8で敗退している。

モスケラが残留を決断するか否かは、クラブ側が提示する契約条件次第とされており、アーセナルからの次なるオファーとともに、今後数週間の動向が注目される。

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