PSGに4失点完敗でメッシ16年の無敗神話が崩壊 インテル・マイアミも屈辱の記録

CWC初敗北となったメッシ Photo/Getty Images

続きを見る

悔しい結果に

リオネル・メッシが初めてクラブワールドカップで敗北を喫した。38歳となった“史上最高の男”は、インテル・マイアミの一員として出場したが、かつて自身が在籍したパリ・サンジェルマンに0-4で完敗。この敗戦は、メッシにとって“悪夢”となったようだ。『talkSPORT』が報じている。

クラブW杯ラウンド16で、チャンピオンズリーグ覇者のPSGはインテル・マイアミを相手に序盤から圧倒。若きMFジョアン・ネヴェスが開始6分に先制点を決めると、前半のうちに自身2点目を追加。さらにトマス・アビレスのオウンゴール、アクラフ・ハキミのゴールで前半だけで4-0と勝負を決めた。

この結果、MLSクラブとしてクラブW杯史上初の「1試合4失点」を喫するという不名誉な記録が刻まれた。また、メッシにとっても同大会では初の黒星。2009年の初出場以来、これまでバルセロナで出場した全8試合を6勝2分と無敗で終えてきたが、その連続無敗記録も今大会でついに途切れることとなった。
インテル・マイアミにはルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバといったバルサ黄金期の仲間たちが集うが、この試合では4人全員が年齢による衰えを隠せなかった。

試合前には、PSGを率いるルイス・エンリケ監督が「彼が全盛期のときに指導できたことは光栄だった。メッシは歴史上最高の選手だ」と最大級の賛辞を送り、「今でも競技レベルは高く、試合ごとに影響力を持っている」と現役続行を称えていた。

バルセロナで3度のクラブW杯優勝を成し遂げたメッシが、初めてこの舞台で敗北を味わった。次の開催は2029年。年齢との戦いだが、サポーターはリベンジに期待するだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.306 日本代表の本当の評価

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ