プレミア王者にラ・リーガ王者が来日！　今夏プレシーズンマッチを行う欧州クラブのまとめ

来月30日に横浜FMと対戦するリヴァプール photo/Getty images

今夏は4クラブが来日

毎年恒例となっている欧州クラブの来日ツアー。これまでマンチェスター・シティやPSGといった強豪クラブをはじめ、シュツットガルトやスタッド・ランスといった日本人選手が所属するクラブなど様々なチームが日本に訪れた。今夏もいくつかのクラブチームが来日することが決まっているが、そんな欧州クラブの来日予定を試合日時とともに紹介していきたい。

1.レアル・ソシエダ
7/21（月）vs V・ファーレン長崎　19:00キックオフ　会場：PEACE STADIUM Connected by SoftBank
7/25（金）vs 横浜FC　19:00キックオフ　会場：ニッパツ三ツ沢球技場

日本代表MF久保建英が所属するスペインのレアル・ソシエダが昨年に続き今夏も来日。昨年は5月と7月にそれぞれ来日しており、東京ヴェルディ、ガンバ大阪と対戦した。今季のリーグ戦では11位と苦しいシーズンを送ったソシエダ。これまで率いていたイマノル・アルグアシルが退任し、Bチームを率いていたセルヒオ・フランシスコ新監督がトップチームの監督に就任することが決まった。久保の去就も噂されるがチームは7月に来日し、Ｖ・ファーレン長崎、横浜FCとプレシーズンマッチを行う。

2.スタッド・ランス
7/27（日）vs モンテディオ山形　19:00キックオフ　会場：NDソフトスタジアム山形
7/30（水）vs 柏レイソル　19:00キックオフ　会場：日立柏サッカー場
8/2（土）vs ガンバ大阪　19:00キックオフ　会場：パナソニックスタジアム吹田

こちらも昨年に引き続き来日するフランスのスタッド・ランス。日本代表MF伊東純也、中村敬斗、DF関根大輝の3人が所属するクラブだが、今季はリーグ戦で低迷し昇格プレイオフで敗れたため2部への降格が決定。退団の可能性が十分にあり3人揃ってのプレシーズンマッチが難しいとされていたが、オリンピック・リヨンが財政上の問題により、降格処分を受けたことで1部残留の可能性があるという。リヨンが今後、この処分に対して控訴する予定とのことでまだ確定はしていないが、彼らの去就にも影響が出そうだ。

3.リヴァプール
7/30（水）vs 横浜F・マリノス　19:30キックオフ　会場：日産スタジアム

今夏のプレシーズンマッチで最大の注目試合となるであろう一戦。今季のプレミアリーグ王者であり、日本代表キャプテン遠藤航はもちろん、FWモハメド・サラーやDFフィルジル・ファン・ダイクなど豪華なメンバーが揃うチーム。先日にはクラブ史上最高額の1億1600万ポンド（約220億円）でMFフロリアン・ヴィルツを獲得。オランダ代表DFジェレミー・フリンポンも獲得し来季に向けて着々と準備を進めている。まだ来日メンバーは発表されていないが、これらのメンバーを日本で見られるとなれば非常に盛り上がる一戦となるだろう。

4.バルセロナ
7/27（日）vs ヴィッセル神戸　19:00キックオフ　会場：ノエビアスタジアム神戸

今夏のプレシーズンマッチもう一つの注目試合であるバルセロナとヴィッセル神戸の一戦。両者は2年前の6月にも試合を行なっており、当時所属していたMFアンドレス・イニエスタが退団を表明していたこともあって実現された試合だった。今季ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパの国内3冠を達成したバルセロナは、17歳の神童FWラミン・ヤマル、今季CL得点王でラ・リーガMVPのFWハフィーニャなどこちらもメンバーは豪華。指揮するのはドイツ人監督ハンジ・フリックで、対日本チームとの対戦という観点から見ても面白いだろう。