クロアチアのベテランFWペリシッチはPSV残留へ バルセロナが獲得に興味示すも契約延長で合意間近

PSVのイヴァン・ペリシッチ photo/Getty Images

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昨年夏は無所属

PSVのクロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチが同クラブとの契約を延長するようだ。

現在36歳のペリシッチは、クラブ・ブルッヘ、ヴォルフスブルク、インテル・ミラノなどを経て2022-23シーズンからトッテナムに加入し、2024年1月にはかつてユース年代の時に在籍していたハイドゥク・スプリトにレンタル移籍で復帰。その後昨年夏にトッテナムを契約満了で退団し、フリー移籍でスプリトへの残留を果たしたが、クラブの上層部と起用法をめぐって対立。結局同クラブを退団し、約1カ月間の無所属期間を経て9月にPSVへ入団することになった。

しかし、そのPSVでは主にサイドアタッカーとして公式戦39試合に出場して16ゴール11アシストを記録。左右どちらのサイドでも得点に絡める質の高いパフォーマンスを継続して発揮し、チームのエールディヴィジ優勝の立役者となった。
36歳ながら健在ぶりを示したことでバルセロナが今年夏の補強候補としてペリシッチをリストアップしたとの報道が出るなど、オランダ国内ではこのベテランのクロアチア人選手の動向に関心が高まりつつある。

そうした中、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がソーシャルメディア『X』の公式アカウント上で、ペリシッチとPSVとの間で行われている交渉が成立目前となっていて、2年間の契約延長となる見込みであると投稿している。交渉は契約内容の細部を詰める作業を残すだけとなっているという。

無所属だった1年前から一転して、ペリシッチはオランダの名門で現役を続けるチャンスを自らの手で掴み取りつつあるようだ。

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