天候に続く問題は芝生 「ボールはまるでウサギのように飛び跳ねていた」ハイブリッド芝生にルイス・エンリケが苦言呈す

サンジェルマンのルイス・エンリケ監督 photo/Getty Images

問題が山積みだ

アメリカのフィラデルフィアでは記録的な猛暑に見舞われ、チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が苦言を呈すなど、気候が問題視されているクラブW杯。猛暑だけでなく、突然の雷雨が原因で延期される試合も出ており、2026年のW杯に向けて多くの課題が見つかっている。

24-25シーズンのCLを制して今大会に臨むパリ・サンジェルマンのルイス・エンリケ監督は気候とは別の問題を指摘した。それが試合会場の芝生問題だ。『BBC』が伝えている。

PSGはグループステージ第3戦をシアトル・サウンダーズのホームであるルーメン・フィールドで行ったが、ここは本来人工芝が敷かれたスタジアムで、今大会に向けて天然芝とのハイブリッド芝になっている。しかし、このハイブリッド型のピッチの状態がヨーロッパのピッチとかけ離れていたのか、エンリケ監督は改修を求めた。

「気にかけているのはピッチの状態だ。私たちは試合に勝った日にこの問題を指摘している。ボールはまるでウサギのように飛び跳ねていた」

「我々のプレイスタイルにとってこれは大きな問題だ。ヨーロッパのピッチとは別物で、我々のようなスタイルでプレイすると、以前と同じようなスムーズさを保つのは簡単ではない」

『BBC』によると、PSGが試合を行ったルーメン・フィールドを含む5スタジアムが2026年のW杯でも使用予定となっており、それまでには人工芝から天然芝に張り替えられる予定だという。

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