アリソンがリヴァプールとの未来に言及 契約延長OPは受け入れも母国復帰の可能性も示唆

リヴァプールのアリソン photo/Getty Images

焦点は来夏のW杯

リヴァプールの守護神アリソン・ベッカーが、自身の去就について言及した。ブラジル代表GKは現在の契約が2026年夏で満了を迎える状況にあり、クラブ側に延長オプションが残されているが「おそらく行使されるだろう」と語り、現時点では退団の可能性を否定している。『Mirror』が伝えている。

2018年にローマから加入したアリソンはプレミアリーグやチャンピオンズリーグ優勝を果たすなど、クラブの黄金期を支え続けてきた。2024-25シーズンにはパリ・サンジェルマン戦でキャリア最高と評されるパフォーマンスを見せ、その評価をさらに高めた。

しかし、リヴァプールはGK陣の入れ替えを実施。長年控えを務めたクィービーン・ケレハーがブレントフォードに移籍。代わって、ハンガリーのプスカシュ・アカデーミアからアルミン・ペチを獲得した。また、今夏にはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが加入予定となっており、世代交代が着実に進んでいる。

一方、アリソンは現在32歳。次のW杯を見据え「今はキャリアの中でも重要な時期。外的要因に邪魔されたくはない」とコメント。将来的な母国復帰の可能性にも触れ「インテルナシオナルに戻りたいという気持ちはある」と語った一方で「まだ高いレベルでプレイできるうちに復帰したい」と時期については慎重な姿勢を見せた。

アリソンは依然として絶対的な存在だが、クラブがこれまでサディオ・マネ、ジョーダン・ヘンダーソン、エムレ・チャンら主力を見切ってきた過去を踏まえれば、決断のタイミングはそう遠くないかもしれない。

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