R・レオン、N・ウィリアムズ、三笘薫、バイエルンにとってベストな左ウイングは誰だ 独紙が指摘する疑問点「三笘の場合はすでに28歳だ」

ブライトンで結果を出してきた三笘 photo/Getty Images

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それぞれに気になる点があると指摘

今夏にFWキングスレイ・コマンの退団もあるとされるバイエルンでは、左ウイングの新戦力を探す動きが強まっている。独『Kicker』が候補者3名に挙げたのは、以前から噂が続いているミランFWラファエル・レオン、アスレティック・ビルバオFWニコ・ウィリアムズ、そしてブライトン所属の日本代表FW三笘薫だ。

いずれも左サイドから個人で仕掛けられる実力者だが、同メディアは3人にもそれぞれ弱点があると指摘。バイエルン側も誰をターゲットにすべきか悩んでいるようで、誰がベストな新戦力となるのか分かりづらいところもある。

まずレオンの場合、好調時はこの3人の中で1番と言っていい爆発力や突破力を見せてくれる。ただ、好不調の波が激しく、シーズンの中でパフォーマンスにムラが出るのが難点だ。またサイドでの守備貢献もそれほど高いわけではなく、ややチームとして扱いづらい選手との印象もある。
同メディアによれば、バイエルンはウィリアムズにも似た感覚を持っているようで、インテンシティや運動量の部分に疑問があるという。ウィリアムズには6000万ユーロの契約解除金が設定されているようで、これだけの金額となればパーフェクトな補強でなければならない。

残る1人は三笘だが、同メディアは「ウィリアムズの移籍金問題に関して、三笘にも同じことが当てはまる。三笘にもバイエルンは関心を示しているが、彼の場合はすでに28歳だ」と年齢部分を問題視している。

現代は30代でも活躍する選手が増えているが、ウイングでプレイする選手の場合はスピードやキレなど年齢と共に失われやすい部分もある。三笘がどれだけ長くトップレベルを維持できるか予想しづらいのは事実だろう。

果たしてバイエルンにとって理想のウイングは誰となるのか。もちろん完璧な選手はなかなかいないものだが、クラブの特長に合う選手を選ぶことが重要だ。

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