韓国、ウズベキスタン、ヨルダンがW杯出場決定! 残る1枠は豪州かサウジか、アジア最終予選第9節まとめ
日本に勝利し喜ぶオーストラリアのサポーター photo/Getty Images
カタール、インドネシアはプレイオフ進出決定
2026年ワールドカップ北中米大会アジア最終予選の第9節が5日に各地で行われた。
グループAではワールドカップ出場に王手をかけているウズベキスタンが敵地で3位UAEと対戦。引き分け以上でウズベキスタンの本大会行きが決まる一戦はホームチームのUAEが攻め込む展開となったが、GKウトキル・ユスポフの好セーブやマンチェスター・シティのDFアブドゥコディル・フサノフを中心とした守備陣の活躍により無失点にに抑え、試合は0−0でウズベキスタンが悲願のワールドカップ初出場を決めた。今回の予選で苦しんだアジア王者のカタールは首位イランと対戦し1−0で勝利。負ければ5位キルギスの結果次第ではプレイオフ出場も危ぶまれた中、しっかり勝利したことで4位以上を確定させた。
グループBでは首位韓国が3位イラクとのアウェイマッチを制して本戦の切符を獲得。前半にイラクが退場者を出し韓国が数的優位となる中、63分にMFキム・ジンギュのゴールで先制すると、82分にはFWオ・ヒョンギュが追加点をマーク。2−0で勝利し11大会連続12回目の本戦出場を決めた。2位のヨルダンは4位オマーンと敵地で対戦し、FWアリ・オルワンのハットトリックで3−0と勝利。3位イラクが敗れ2位以上が確定し、初の本大会出場権を獲得した。ヨルダンに敗れたオマーンは余るもう1つのプレイオフ枠をかけて、最終節で5位パレスチナとの直接対決に挑む。
グループCでは2位オーストラリアが首位日本に1−0で勝利。試合終盤にMFアジズ・ベヒッチの劇的ゴールでホームのオーストラリアが本戦出場を手中に収めた。一方で3位のサウジアラビアはアウェイで5位のバーレーンと対戦し、2−0で勝利したがオーストラリアが勝利したため勝ち点差が縮まらず。次節直接対決にて大量得点での勝利が求められることとなった。4位インドネシアと中国の試合はホームのインドネシアが1−0で勝利。プレイオフ進出を確定させ、敗れた中国は敗退が決まった。
以下順位と最終節の組み合わせ
※⚪︎はW杯出場決定国、△はプレイオフ出場決定国
【グループA】
1.⚪︎イラン(勝ち点20/得失点差+8)
2.⚪︎ウズベキスタン(18/+4)
3.△UAE(14/+7)
4.△カタール(13/-4)
5.キルギス(7/-6)
6.北朝鮮(3/-9)
6月10日
キルギスvsUAE
ウズベキスタンvsカタール
イランvs北朝鮮
【グループB】
1.⚪︎韓国(19/+9)
2.⚪︎ヨルダン(16/+9)
3.△イラク(12/-1)
4.オマーン(10/-5)
5.パレスチナ(9/-3)
6.クウェート(5/-9)
6月10日
韓国vsクウェート
パレスチナvsオマーン
ヨルダンvsイラク
【グループC】
1.⚪︎日本(20/+21)
2.オーストラリア(16/+8)
3.サウジアラビア(13/±0)
4.△インドネシア(12/-5)
5.バーレーン(6/-10)
6.中国(6/-14)
6月10日
日本vsインドネシア
中国vsバーレーン
サウジアラビアvsオーストラリア